真夏に潜む食中毒の落とし穴

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蒸し暑い夏は、食中毒菌が最も増える季節。


増殖に必要な「温度」と「湿度」の条件がそろう高温多湿な日本の夏は、

まさに細菌にとって居心地のいい環境です。


今回は、夏の台所やレジャーに潜む、食中毒の落とし穴をご紹介します。



買い物途中にも菌はどんどん増える!?


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肉や魚などの生ものは、菌の繁殖しやすい温度(15~45℃)にさらす時間を最小限にすることが重要です。 生ものは最後に購入し、持ち帰るときは保冷剤や氷などを活用、帰宅したらなるべく早く冷蔵庫に保管しましょう。



夏は冷蔵庫内の温度も上がりやすい


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夏の冷蔵庫は、扉を10秒あけておくと温度が1℃上がるといわれています。

開閉は最小限を心がけ、食品の詰め込みすぎにも気をつけましょう。

目安は7割程度です。



家庭の食中毒で多い「二次感染」


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肉や魚介類の細菌が調理器具や手指を介して野菜などに付着し、これを生で食べることで発症します。

予防のためには、まな板は別のものを用意し、調理は野菜から始めましょう。

まな板や包丁は使用後、熱湯をかけて殺菌することもおすすめです。



バーベキューの隠れた食中毒リスク


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バーベキューは火加減が難しいので、表面が焼けても中はレアということも。

中まで火が通っているか必ず確認しましょう。

また、焼く箸と食べる箸は一緒にすると、せっかく焼いた食材が箸を介して二次感染してしまいかねませんので、箸は必ず別にしましょう。



カレーの大量調理は、よくかき混ぜて加熱を


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カレーの大量調理で気をつけたいのが、ウエルシュ菌。

加熱に強く、酸素に弱い性質を持つため、なべ底が無酸素状態になりやすい大量調理でリスクが高まります。

しっかりとよくかき混ぜて加熱し、できるだけすぐに食べることで予防しましょう。



お祭りで高リスクな食品


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お祭りの露店でも食中毒は発生しています。特に多いのは、冷やしきゅうり。

生野菜や果物など、加熱しない食品はリスクが高くなります。

また、焼きそばなど加熱調理した食品でも、作り置きされたものから食中毒が発生するケースがあります。作りたてをすぐに食べることが基本です。



夏の食シーンに隠れた食中毒のリスクを知り、上手に予防しましょう。



【参考】栄養と料理(2017年8月号)




<今回のレシピ>

殺菌作用のある食材を使ったレシピをご紹介します。


なすごはん


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(1人分)エネルギー265kcal、塩分1.4g

作り方はこちら


-ポイント-
梅干しのクエン酸や、大葉、みょうがには殺菌・防腐効果があるため、夏のお弁当にピッタリ!
お弁当に入れる際には、温度を下げてからにしましょう。


★上記以外に、お酢や生姜、カレー粉などにも殺菌・防腐効果があります。
 お弁当に入れる際には、ごはんや傷みやすい食材に混ぜ込んだり、

 くるんだりして活用すると効果がさらに◎。
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食中毒対策はちょっとしたひと手間でできるので、ぜひ実践してみてください。


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