「アイアンマンJAPAN北海道2015」レースレポート ~ バイクの部
こんにちは。
玄米酵素トライアスロンチーム「ハイ・ゲンキ」バイク担当の村上です。
8月23日(日)に行われたトライアスロン大会
「アイアンマンジャパン北海道2015」に参加してきました。
結果は、リレーの部で2位(準優勝)でした!
バイク(180km)のタイムは、リレーの部では3位、
女子だけではプロ2人を押さえて2位の5時間48分という好タイムでゴールできました!
これも皆さんの応援パワーのお陰です。
それでは、レース前日の会場入りから、ゴール後までの経緯を報告いたします。
8/21(金) 会場入り
受付を済ませ、競技説明会に参加しました。
まずはHSP(ヒートショックプロテイン)を増加させるために、弊社の販売店さんでもある温泉宿、
「湖畔の宿 洞爺かわなみ」さんでお風呂三昧です!
夜は、エネルギーをため込む食事会兼、選手顔あわせのカーボパーティーに参加。
鮭のパスタに、洞爺赤毛和牛のカレーなど、さまざまなメニューが並んでいる中、
選んだのは蒸かしたじゃがいものみ!
それと、非常食にと持参した玄米おにぎり、洞爺自然農園のトマト、とうもろこしで
グルテンフリーを貫きました。


パーティー終了後はミーハーになりきります!同じくリレーで参加されている、
道端カレンさんチーム&大会のメインスポンサーチームと記念撮影。
* * *
8/22(土) レース前日
メカニックチェックを受け、レースナンバーをバイクに貼り、車検を済ませて
バイクラックにセッティングします。ここから翌朝までバイクとお別れです。
「明日は行くよ、突っ込むよ。今晩はここでがまんしてね。」と話しかけ、
雨でバイクが濡れないよう、カバーをかけておきました。
前日の食事は野菜三昧に。
メインは玄米雑穀ご飯に、すりおろした長いも、地元洞爺産大豆で作られた納豆、
オクラをのせたねばねばスタミナ丼。
副菜は、自然農園のたまねぎのスライス、きゅうりの炒め物。
元氣大豆21入りの手作り味噌ダレで和えたにんじん、トマトなどなど
自然農園で作られた野菜を中心にいただきました。
自然農園の玉葱のスライスが甘くて、本当においしかったです!!


* * *
8/23(日) レース当日!
早朝、3:45に朝食です。
味噌汁、玄米ヨモギ餅に醤油と胡麻をふりかけ、玄米おにぎりを1個。
そしてハイ・ゲンキ!
補給食として、小さめの玄米雑穀おにぎりに味噌をぬったものを準備しました。
そして、いよいよレースがスタート!!
河合(スイム担当)のスタートを見送り、バイクスタートエリアへ移動します。
グルテンフリーがここで効いてきているのか?いつもなら心臓ドキドキで、ハイになったり
気持ちが落ち込んだりと、不安定になることがあるのに、今回は冷静を保てている。
予告通りに50分で河合がゴール。リレーではトップのタイムです!
たすき代わりのアンクルバンドを左足に巻き付け、バイクのところへ一目散。
バイクスタート手前まで来てくださった応援団に手を振り、いざバイクスタート。
洞爺湖畔を1周し、洞爺健康館近くの武史郎坂。
応援に駆けつけてくれた玄米酵素社員を発見。
声をかける余裕もあるし、バイクもぐんぐん坂を登ってくれて、体調は万全なのを確認。

30kmを過ぎた頃、桁違いのスピードで優勝候補のリレーの選手に抜かれました。
でもついて行けるような速さではありません( ゚д゚)ノ
いってらっしゃ~い…といいつつ、ここからは自分との戦い。
あきらめないこと、今、その瞬間・瞬間にできるベストな走りをし続けることだけを考えて
「ありがとう・あいしてます」と、ホ・オポノポノの簡略版を唱え続けながらこぎ続けます。
60km手前、一部急カーブで砂利道があるのは説明会で聞いていましたが、
まだ通過選手が少なく砂利がたくさん。
そして、カーブで砂利に埋まって落車(><;;)
「うっそ~・・・ビンディングで固定している足、はずれないし・・・」
もっと焦るかと思ったのですが、冷静に上手に足を外し、そのままバイクを押して、
砂利道を通り抜けました。
その後3カ所ばかり、水たまりの下の路面状況が悪いところがあり、
目の前の選手がパンク(冷!)…あれ?リレートップの選手もパンクしているではないですか!
しかし優勝をかけた戦いとはいえ、なぜかラッキーとは思えず…
はやくパンク修理ができますように、参加選手みんながベストなレースを出来ますように、
「ありがとう・あいしてます」と唱えながらこぎ続けました。
気持ちを引き締めなおし、更に脚に力が入ります。
体脂肪9.4%、ガス欠を起こさないようために玄米味噌おにぎりを90km地点で補給して、
100kmから始まる山岳コースに備えます。
でも、思ったより楽ちん♪
あえいでいる前を行く選手をつぎつぎ抜き去り、気分爽快!!
でも次の坂もあるのでちょっと軽めにギアチェンジをし、苦手な下り坂に突入。
思ったより直線道路だったのでノンブレーキでこぎまくり!
しかし轟音と共に、私より命知らずの選手に次々抜かれますヽ(゚Д゚;)ノ
次の登りでまた抜き返し、また下りで抜かれ…
と、抜きつ抜かれつを繰り返しているいる間に160kmを過ぎ、
残り20kmで小腹が空いたので霊芝を3袋。
お食事中、パンク修理を終えたリレートップがまた轟音と共に走り去って行きました。
焦らない焦らない。
エイドステーションでボトルを交換し、梅干しを投入。
即席クエン酸ドリンクを作っていただきました。
そして170km、ここでトイレに行きたくなりました。
でも、この左足に巻き付けたアンクルバンドはたすき代わり。
ここにおしっこがかっかったら、ランナー池田さんの足首が擦れる原因になる…
がまんがまん。
175km、ここでまた、まさかの登り阪。
お助けでつけた、一番軽いギアに入れても進まない!
立ちこぎもできず、腕も、脚もしびれて来ました。でも行くしかありません。
呼吸も乱れ、全身酸欠。
あと100mあったらバイク押した方が良いかも…と思った瞬間、
道が下りに入り、遅れを取り戻すべく最後の力を振り絞りました。
箱根駅伝で倒れ込む選手の気持ちがよ~くわかりました。
そして無事にゴール!
バイクをラックにかけ、ランナー池田さんを確認し、アンクルバンドを外し手渡し一言。
村上:「抜かれてごめん!でも、おしっこかけてないから!!」
池田:「いいタイム、いい順位、ありがとう、おしっこかかってても大丈夫だから」
村上:「いってらっしゃい!お願いします!」
池田:「がんばってくるね」
手足のしびれが取れたのはレースの2時間後。
抜かれてしまったけど、100%持ってる力を出しきれたかな。
玄米菜食でもばっちり走れること証明できたかな、と思います。
応援のお陰か、あとで参加選手が話していたレース中の向かい風を
感じなかったことに気付きました。
さて、自分のレースが終わってもチームのレースは続いています。
ランナー池田さんの応援に行くために宿泊先の加藤さん夫妻の車で移動。
途中、ジェラートショップでラムレーズンアイスを購入。食事制限を解禁!
でも2種類選んだアイスを全部食べると逆流しそうなので、のこりはスイムの河合に進呈。
宿泊先の加藤宅近くで池田さんの応援をしてからゴールに直行。
今年から、リレーは3人でのゴールを認めてくれる、とのこと。
審判でもあり、友人でもあるスタッフに誘導されましたが、走る距離が長い!
表彰式。
スポンサーにプリンで有名なふらのデリスのプリンがありました。
よく見るとアイアンマンのための特製瓶です。並んでいるのは準優勝の楯です。

* * *
4月に2週間ほど食事が出来ないほど体調を崩し、どうなることかと思いましたが、
玄米酵素と身体が欲するものを順番に食べていって回復しました。
身体の声を聞く大切さ、食事の大切さ改めて痛感。
そして、大会運営、ボランティア、応援、サポート。
どれ一つ欠けてもこの結果は出なかったことを考えると、涙があふれてきます。
応援、本当にありがとうございました。