釜石トライアスロン参戦記!~ラン編~

こんにちは!
トライアスロンチームハイ・ゲンキ、ランニング担当の河合です。


バイク担当の村上、スイム担当の藤田に続き、

8月3日(日)岩手県釜石市で行われた【釜石はまゆりトライアスロン大会】のご報告をいたします。

 

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ランニングパートは5km。
距離が短いだけに心臓にかかる負担は大きいです。

また今回は、残りの1.5kmに心臓破りの坂が用意され、出場選手を唸せました。

そういう私も唸った、叫んだ、泣いた?うちの1人…。

 

足を動かしたくとも、足が前に出てきません。

「ありがとう」と言うも、息が詰まって「あ~と~」に。
「感謝」と言いたくとも、「あ~」「んしゃ・・・」と、言葉が出てきません…(;_;)

 

途中、心臓が爆発しそうになって、
「そうは言っても!!!苦しいわ!!!!」と天を仰ぎ、
あまりのカンカン照りに、思わず「眩しいわ!!」とノリ突っ込み。

 

汗なのか、鼻水なのか、それともヨダレなのか(お目汚しで申し訳ありません)、

もう区別がつかない中、ただただ「スイム担当の藤田、バイク担当の村上から

引き継いたバトンをゴールに!」と必死に走りました。

 

運良く1人をかわして、最後は手を繋いでのゴール!

 

このゴールをテープを切る瞬間、そして切った後の爽快感は、

お風呂上がりにキンキンに冷えたビールをグビ~ッ! という感じとでもいいましょうか…。

とにかく、「クぅ~~~(*´∀`*)」みたいな感じなのです☆彡(笑)

これがあるから、トライアスロンはやめられません。

 

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↑こちらはレース後の1杯★元氣シェイク


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↑オリンピック選手 中山竹通選手とツーショット

 

 

今大会の結果は、12チーム中2位。

優勝を天に誓って挑んだ大会だっただけに、何とも言えない悔しさが残ります。


というのも、本大会は、2009年、2010年と連覇を果たした思い出の大会。

 

遡ること3年、2011年3月、 

東日本大震災で大会会場は跡形もなく海にのみ込まれてしまいました。

「もう2度とこの地でトライアスロン大会はできない」 

誰もがそう思っていた時、一人の選手が

無惨に散らばる瓦礫にメッセージを残したそうです。

 

「いつの日か この地で必ず トライアスロンをやろう!がんばろう釜石!!」

 

あれから3年。未だ仮設住宅が立ち並ぶ中、

今回、念願のトライアスロン大会が開催されたのです。

 

たくさんの選手を呼べるだけの場所がない。

ポスターを作るお金もない。機材もない、とないないづくし…。

あったのは、「またトライアスロン大会がしたい」、その想いだけでした。

そのため、今大会はすべてが運営スタッフの手作り。
つらさや悲しさを振りはらうかの如く、温かさ、優しさのたくさん詰まった大会でした。

 

だからこそ、またこの大会で優勝し、表彰台のてっぺんから、

思い切り「ありがとう~!!」と叫びたいという気持ちが強くありました。


しかし、本当の表彰者は選手ではなかったのかもしれません。

 

この大会を再び復活させようと立ち上がり、参加する選手に楽しんでもらいたいと、
支え運営してくださった大会実行委員会の方々、スタッフの方々こそが、

真のチャンピオンなのだと思います。

 

そしてなんと、2016年には岩手国体のトライアスロン大会がこの地で行われるとのこと。
ずっと、ずっと、この地を応援していきたいと思います。

 

最後に応援に来てくださった方々、本当にありがとうございました!

また、沿道からたくさんの声援をいただきました。

 


来年こそは、更なる頂を目指して頑張ります!


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