健康情報「マグネシウムが心臓病のリスクを下げる」
「マグネシウムを多く含む食品をよく食べる人は、
心筋梗塞など虚血性心疾患のリスクが低い」
という研究結果を、国立がん研究センターと
国立循環器病研究センターが発表しました。
マグネシウムは、玄米、大豆、野菜、魚介類などの
伝統的な日本食の食材に多く含まれるミネラルです。
この研究は、約8万5千人のマグネシウム摂取量と
心疾患の関連を調査したもの。
マグネシウムの摂取量が多いと、
3~4割発症リスクが低くなることが明らかになりました。
日本人はマグネシウムの摂取量が不足気味。
国が定める1日の推奨量270~370ミリグラムに対して、
平均摂取量は約250ミリグラムです。(2015年調査)
マグネシウムの多い日本型の食生活を心がけたいですね。
詳しい研究結果は、国立がん研究センターをご覧ください。 http://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/press_release_20170908.html