「玄米食でコレステロール値を改善」研究データを発表した東京農大・山本教授を訪問
米の機能性を研究している、東京農業大学応用生物科学部農芸化学科 山本祐司教授を訪問しました。
山本教授らが実施したヒト試験によると、コレステロール値が高めの方が、玄米食を1日160g以上、90日間食べると、血中の総コレステロールとLDLコレステレール(悪玉コレステロール)が減少したそうです。
1日160gとは、お茶碗1杯くらい。1日1回の玄米食でも効果が期待できるようです。
山本教授の研究結果はこちらのサイトに分かりやすく紹介されています。
詳細なデータは論文(日本語)をご覧ください。
▲(写真左)山本教授とともに米の研究をされている 辻井良政教授、(写真中央)山本祐司教授、(写真右)弊社取締役 水野知光
山本教授は、「私たちは、食品中のどの成分が効くのかという研究よりも、"食品まるごとの効果"を証明する研究のほうが大切だと考えている」とおっしゃっていました。
弊社が47年間提唱し続けている【一物全体食】と通じるものがありますね。
一物全体食についてはこちらをご覧ください。
現在、東京農業大学では、「現在人の栄養代謝を改善する新しい『栄養強化米』の開発と実用化」を目標とする研究プロジェクトがあり、山本教授、辻井教授も携わられています。日本の米文化の推進につながる、山本教授の今後の研究がとても楽しみです。