第27回食と文化オンラインフォーラム

~・~ 令和6年2月23日 10時~11時45分 参加者286名 ~・~

食と健康財団・毎日新聞社北海道支社が主催する「食と文化オンラインフォーラム」を開催いたしました。

毎日新聞社鈴木様の司会により、冒頭に鹿内理事長、毎日新聞社北海道支社長板垣様にご挨拶をいただきました。
講師はチベット声楽家のバイマーヤンジン先生と、管理栄養士の加藤初美先生です。

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食と健康財団理事長 鹿内正孝
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毎日新聞社支社長 板垣博之様

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加藤先生は「健康寿命を延ばす食生活法」として講演しました。

まず最初に「身体に過重労働をさせていないか?」と問いかけがありました。
食べ過ぎていないか、よく噛んで食べているか、深夜遅くに食べていないかなど、日常の食生活を振り返り、食事道に基づく理想の食事と食習慣を紹介しました。
食事道の基本である玄米は、初めのころは白米と半々にする、分づき米にする、雑穀を加えるなど、徐々に玄米へ切り替えることをおすすめしました。

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バイマーヤンジン先生は「自立と幸せを求めて 私のチベットと日本での奮闘記」と題して講演いただきました。

先生は1994年に来日し、故郷チベットの音楽、文化を紹介するため、各地でコンサートを行ってきました。
講演の中で、ヤンジン先生はこれまでの人生を「奇跡」と表現されました。
奇跡を作られたのはチベットのご家族のおかげとも。チベットでは識字率が低く、ヤンジン先生のご両親もこのことで苦労されたそうです。そのためご両親は「せめて子供は読み書きができるよう学んでほしい」として、小中学校へ通わせてくれたと伺いました。
また、大学時代のつらい経験を通じて「弱い立場の人のことを考えてあげられるようになった」と、現在のヤンジン先生の信条を表すエピソードを紹介していただきました。
「苦労して頑張ると先には必ずいいことがある」「大変なことがあるから頑張る」
 困難から逃げずに正面からぶつかり、それを乗り越えることで明るい未来があるとおっしゃるヤンジン先生の言葉に感銘を受けました。そして講演の最後にはチベットの歌を披露していただきました。


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