洞爺湖便り Vol.8 タマネギの種まき
玄米酵素洞爺自然農園の川崎農場長から、メールが届きました。
北海道の厳しい冬、春を待つ農作業の様子をお届けします。
冬の農園です。(2月24日現在)
タマネギのたねまき「播種(はしゅ)」の様子をお知らせします。
1.床に穴を掘り、藁を敷いてさらに黒いビニール (マルチといいます)をかぶ
2.その上に土を敷き、さらにマルチを敷いて、温床の出来上
がり。
左隣の土の山は、秋に山から採ってきた土に堆肥や 肥料となるボカシを混合しておいたもの。
3.育苗箱に先程の土を入れて、玉ねぎの種をまきます。
種は約1万粒。
4.種まきの後、土で覆って均等にならし軽くプレス。
これは、水やりの際、水
が均等に行きわたるためと、乾燥しにくくするためです。
5.健康館のボイラー室の熱を利用して、温めておいた汲み
置きの山の水を
育苗箱に与えて、温床に並べたところ。 さらに、保温用シートをかぶせます。
6.そのうえ、さらに、厚手の保温用シートをかぶせます。
7.昼間は春のようなハウスですが、陽が陰るととたんに冬に
逆戻り。気温が下
り過ぎると発芽しないので、トンネルを組み、念を入れて保温用のシートで再度覆いを掛けます。
ここでようやく準備完了。
後は芽が出るのを待つばかりです。