山がきれいでした

このブログのライターの中では、というより社員の中の最年長、野崎と申します。   旅日記、ドライブ、散歩などで出会った出来事、身近で起きた話題などを紹介したいと思っています。今回はスイスの山です。

 5月末に関西空港発着でドイツ・スイス10日間の旅に行ってきました。パリ経由でドイツ・フランクフルトに入りましたが、飛行機が遅れたためパリ空港で私たちグループの荷物は次の便への積み替えができず、翌日の宿泊地に届けられることに…。その日の夜は、交渉の結果、航空会社から支給された洗面道具と寝間着代わりのTシャツでしのげたからいいようなものの、海外では荷物が行方不明になったり、積み忘れがあったりするので、ちょっとした着替えと洗面道具くらいは手荷物として持つことが必要だと教えられました。

 ドイツでは天気に恵まれライン河クルーズ、ハイデルベルクの古城、古都ローテンブルク、有名なノイシュバンシュタイン城などでドイツの歴史に触れましたが、感動したのはヴィース教会。世界遺産にもなっているロココ建築の代表で、一瞬息をのむ華麗さです。思わず写真を撮ってしまいましたが、帰りに見ると「撮影禁止」。スイマセン!


華麗な世界遺産のヴィース教会

 旅の後半は、目的のスイス。一度、きれいな山の写真を撮りたいと思っていたので、マッターホルン(4,478m)の朝焼けは収穫でした。麓のツェルマットに宿泊しましたが、添乗員が撮影旅行で何度か来たことがあるとのことで、前の日に撮影ポイントを教えてくれました。当日は雲一つない快晴。薄暗いうちにひとり起き出して、待つこと約30分。周りが次第に明るくなってきたのに、朝焼けが始まりません。ただ、山がよく見えるだけなのかと心細く諦めかけたとき、山の頂上に光が射し始め、それが黄金の輝きとなって下へと広がり始めました。感動の瞬間でした。望遠で何枚も撮ったことは言うまでもありません。


黄金色に輝き始めたマッターホルン
 
 昼間は登山電車で標高3,131㍍のゴルナーグラート展望台へ行き、マッターホルンやスイス最高峰のモンテローザなど、雄大なアルプスの山々を見ることができ、旅の目的が達成できた思いでした。

スイス最高峰のモンテローザ

 翌日は、ヨーロッパ最高峰のモンブラン(4,807m)を見るため、シャモニー(フランス)へ移動。下からは頂上をわずか見ることはできましたが、間近に見るため、ロープウェイで一気に標高3,842mのエギュイ・デュ・ミディの展望台へ。富士山より高いところなので、さすがに空気が薄く、呼吸が荒くなる人も出てきます。頂上は雲に隠れてしまいましたが、そこからの下界の眺めも最高でした。

3,842mにあるエギュイ・デュ・ミディの展望台
 
 今回の旅行は同行者が私たち夫婦を含めて6人。あまり高くないツアーなのに、この6人で大型バスと添乗員を独占して、全食事付きですから、旅行会社は赤字ではないかと余計な心配をしてしまいました。
 ちなみに、古希と還暦を過ぎた私たち夫婦が、玄米酵素をたくさん食べながら元氣に動き回る姿をみて、是非、愛食したいと興味を示されたので、サンプルを差し上げたところ、帰ってから女性二人の方からご注文をいただき、一人は会員登録をされました。良い出会いだったと感謝の手紙をいただき、いまも愛食されています。
 次回はどこにしようか、周りを気にしながら作戦を練っています。

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