レシピ Vol.1 イクラのしょう油漬け

北海道の代表的な秋の味覚、「いくらのしょう油漬け」をご紹介します。

札幌のスーパーには毎年この時期、鮭の生筋子が出回ります。例年9月の中旬頃から毎週のようにスーパーのチラシに載るのですが、今年は鮭が不漁であまり生の筋子が入荷しないそうで、例年ほど多くは見かけません。
作り方をご紹介しましょう。


ボールともちあみを用意します。


まず筋子をバラバラにほぐします。

ぬるま湯の中だと網を使わなくても簡単にほぐれるのですが、鮮度が落ちるようで私はいやですね。そんなわけで、もちあみにこすりつけてほぐします。ここで、筋子の鮮度がチェックできます。鮮度が悪いと、もちあみにこすりつけた段階で半分くらいはつぶれます。ところが鮮度が良いとほとんどつぶれません。この日はとても鮮度の良い筋子が手に入りました。


次に少量の塩を入れて4~5回水洗い、つぶれた皮や筋を取り除
きます。

味付けはいろいろ。煮きった酒やみりんを入れる場合もあるようですが、私はしょう油と酒だけ。一日から二日でおいしくつかります。

あつあつのご飯に細切りの「のり」を敷き詰めて、その上にたっぷりイクラを乗せます。
わさびがあるとなおいいですね。


新鮮ないくらのしょう油漬けは、赤いダイヤ。とてもきれいです。


いくらをたくさん漬けていたら、ナナカマドの実がイクラに見えて
きました。似てません?食べられそうですよね。

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