栗城史多(のぶかず)さん情報 Vol.4
1月19日、札幌の新年会に、南極大陸最高峰ビンソンマシフの登頂に成功した登山家の栗城史多(のぶかず)さんが、参加してくれました。
以下は当日のスピーチです。
人間が無酸素で耐えられる限界は標高7500mと言われている。(エベレストは8,844m)
肉食で作られるカラダは酸素の消費量が多いので、現在、酒と肉を2年間絶って、肉体を改造している。エベレスト登頂のために、酸素消費量の少ないカラダを作るには、ハイ・ゲンキの存在は欠かせない。常に山にも携帯していて、とても助かっており、感謝している。皆さんのご支援は、本当にありがたい。皆さんのおかげで6大陸まで到達できた。7大陸最高峰単独無酸素登頂まで、あと一つ。最後の難関エベレストには、今年の秋ころ、挑戦したいと思っている。

3日前の16日、栗城さんが本社に来られた際、山頂での写真撮影の話を伺いました。
南極ビンソンマシフ山頂の気温はマイナス40度近く。カメラ操作はどうするのかを聞きました。登頂時、手袋はウールの薄手、その上にウールの厚手、さらにその上にダウンのミトン。カメラ操作は薄手の手袋1枚で行うとのこと。低温でカメラの電池が持たず、今回は2枚しかシャッターを切ることができなかったそうです。

その時の貴重な写真がこれ、読売新聞の12月30日朝刊です。
三脚を据え付けてセルフタイマーをセット、極寒の山頂でうまく撮れて
いますよね。