愛の一食運動 さくらさんのカンボジア レポート
玄米酵素では、アジアの恵まれない子供たちへの教育支援を目的として1ヶ月に1食分(500円ほど、無理のない範囲での善意)の浄財を募り、賛同者からの浄財と同額を会社が支援して、カンボジアに学校や図書館を贈呈しています。
「愛の一食運動」と名付けたこの運動は、今年で8年目を迎えます。
3月の上旬、今年の図書館の贈呈式及び学校建設の地鎮祭がありました。
参加された玄米酵素代理店の「さくらさん」から、レポートが届きましたので、ご覧下さい。
【愛の一食運動 さくらさんのカンボジア レポート】
この度、図書館の贈呈式及び学校建設の地鎮祭への参加という貴重な旅をさせていただき、深く感動いたしました。私の拙い写真からその感動が、ちょっぴりでも皆様に伝わればうれしいなと思い報告させていただきます。
3月5日、カンボジア・シェムリアップ州(かのアンコールワットのある所)は乾季で、気温は38度の炎天下。図書館贈呈式を行った学校は、午前と午後の二部制で全校1500人。午前のクラスの600人が、「こんにちは!」、「こんにちは!」と、はにかみながら日本語でお出迎えしてくれました。
家がぽつん、ぽつんと疎らにしかないのに何処からこんなに
子供たちが?
学校の数が少ないのか、かなり遠くから子供たちは徒歩や自
転車で通っているようです。
子供達は踊りや、図書館ができてうれしい!という校長先生が
作った歌を歌って歓迎してくれました。
私は、悲しいとかうれしいとかいうのではなく、なぜかぬぐっても
ぬぐっても止めどなく涙があふれていました。
子供の頃の原風景に重ね合う何かを感じたのかしら?
子供たちの体格もかなり日本とはちがいます。図書館での読み
聞かせにやって来た子供たちは5年生。
でも日本の1、2年生ぐらいの体格で、顔立ちがしっかりしている
ので5年生なのかなと思うくらい。
午後は小学校校舎の地鎮祭。
街中から60キロ離れた場所を目指しました。
雨季ならタイヤがとられて進むのが困難かなと思われるような、がたぼこ道。こんなジャングルのような場所に人など住んでいるのかな?学校などあるのかな?
と、思っていたら、やはり、かなり遠くから歩いてきたのでしょう!
日の丸とカンボジアの国旗を振って子供たち、親たちが多勢お出迎えしてくれました。
私たちは草で葺いた屋根のあるところに、綺麗な布のカバー
が掛けられた椅子に通され、貴重なペットボトルの水を一本
ずつ手渡されました。
子供たち、親たちは炎天下に裸足で、私たちと向かい合って
いるのですもの、またまた涙があふれ、水を頂くなどとてもで
きませんでした。
旧校舎を見せていただきましたが、草葺の屋根は抜け落ち、
黒板がぶら下がっているだけの、まさに掘っ立て小屋という
感じでした。
このような環境でも、カンボジアの子供たちは、目をきらきらと輝かせ、純朴でたくましく立派に生きています。今回は、外にでてみて初めてわかる日本のすばらしさ!ありがたさ!に感謝せずにはいられません
でした。
そして、些少でも、できるお手助けをしていこうと、あらためて思う旅でした。
貴重な体験に感謝申し上げます。ありがとうございます。
さくら