農芸化学会 in 京都
研究開発室では年に数回学会発表に参加しています。
今回は農芸化学会に参加してきました。
農芸化学会は環境・天然物・食品・動物・植物・微生物・新技術などなど様々な分野の研究発表を行う大会でで、毎年2,000以上の演題が発表されています。
ここから最先端の技術や情報を仕入れて、自社の研究に役立てています。
今年の学会は京都女子大学で行われました。
大学の9つの校舎・36教室が本大会の発表会場となりました。発表は36教室で一斉に行われるので、聞きたい発表の時間が重なり、泣く泣く片方の発表を諦めたり、次に聞きたい発表が一番遠い校舎で行われるため、ダッシュで向かったりする事もありました。
効率よく発表を見るためには、事前の大会プログラムのチェックが必須です。
左から大会プログラム集・ジュニア農芸化学会要旨・展示会案内
食品分野の発表を重点的に聞いてきましたが、培養細胞を利用した食品の機能性を調べた発表など、早速研究室で試したくなるような発表ばかり!
とても勉強になりました。
また、本学会ではジュニア農芸化学会も同時開催されていました。
高校生達が、身近な疑問から専門的な事まで多岐にわたって研究してポスター発表を行います。中には一般講演に負けない素晴らしい発表もありました。ここでも学ぶ事は多かったです。
こちらは写真撮影が可能でしたので、発表風景を撮りました。
高校生が成果を必死に伝える姿はとても初々しいです。
ここから未来の科学者が生まれてくるのですね。
学会参加でいろいろ良い刺激をもらいました。
コーケン研究室でも農芸化学会で発表できるように日々の研究を頑張ります!!