コーケンブログ⑭ - 【衛生委員会】
今回のコーケンブログは衛生委員会が担当いたします!
衛生委員会では日々の体調チェック、入室手順の確立、食中毒予防、
社員の衛生レベルを上げるため活動しております。
一部ではありますが、活動内容を紹介いたします。
写真は先月実施した衛生テストです。
5S、入室手順、食中毒予防 etc ・・・社員の衛生意識向上とレベルアップを目指して
委員会メンバーが作成しています。
ここでテストの中から問題を出したいと思います。
食中毒予防の3原則とは?何でしょう?
難しかったですか?それとも簡単でしたか?
それでは答え合わせです。
本格的な夏に向けて食中毒を予防するために是非覚えてください♪
【1】 菌を付けない
工場では入室前に2度の手洗いをしてグローブを必ず着用しています。
家庭でも同じく2度の手洗いと清潔な調理器具を使用して調理してください。
(2度の手洗いは物理的に菌を落とすため大きな効果が得られます。)
【2】 菌を増やさない
工場では原材料は早く使用しており、決められた水分値で管理しています。
家庭でも食材は早めに使用し、調理後の料理も早めに食べることと
余った場合は必ず冷蔵庫で保管してくださいね。
【3】 菌をやっつける
工場では2度の手洗い後にアルコール消毒を実施し、
グローブ交換とアルコール噴霧を1セットにしています。
加熱調理の際はしっかりと加熱し、電子レンジの調理の際は
加熱ムラをなくすために時々かき混ぜましょう。
テスト後のフォローアップも衛生委員会の大事な役目です。
解説付き解答を掲示し、社員に再教育を施しています。
この積み重ねがコーケン全体の衛生レベル向上に繋がっています。
衛生意識向上とレベルアップのための勉強会も実施しています。
まずは衛生委員会によるノロウイルスについての勉強会です。
コーケンではノロウイルスに対応するための3原則を掲げ、
朝礼時に体調チェックを実施し、ノロウイルス用の検便検査も実施しています。
続いては、北海道江別保健所の生活衛生課長による食中毒予防についてです。
過去の事故例や食中毒予防について詳しく、丁寧に教えてくれました。
2012年に札幌で発生した浅漬け事件の状況は、
腸管出血性大腸菌(O-157)が原因で169名も感染していました。
このO-157を防ぐには75℃の加熱を1分間実施すると0個になる
と教えていただきました。
とても解りやすいですよね。
愛食者の皆様に安全で安心できる製品をお届けするために、
衛生委員会の役目をしっかりと果たし続けていけるように日々努力していきます。