みそ汁を毎日の食卓に
皆さんはみそ汁を毎日飲んでいますか?
和食の場合は「ご飯にみそ汁」が定番の組み合わせですよね。
「ご飯にみそ汁」という定番の食事は、栄養学的に素晴らしい食べ合わせ。
米のたんぱく質に不足しているリジンを大豆が、逆に大豆のたんぱく質に
不足しているメチオニンを米が補ってくれるため、アミノ酸バランスを良くします。
今回は、「みそ汁」の作り方の基本をお伝えします。
◆みそ汁1人前の基本分量
だし汁・・・150ml
具・・・・・取り合わせて全部で40g
味噌・・・・(10g~)12g
吸い口・・・1品をほんの少し
※「吸い口」とは、季節の彩りと香りを添えて椀の味わいを高めるもの。
日本料理の楽しさ、遊び心を教えてくれます。
(例)ごま、粉山椒、ふきのとう、ねぎ、しその葉、七味唐辛子、おろし生姜、
木の芽、ゆずの皮、茗荷 など
こちらの分量を参考に、お好きな味噌や具を組み合わせてみてください。
◆煮立てることは禁物!
味噌を入れてから煮立てると、発酵食品である味噌の風味や旨味が
損なわれてしまいます。有効成分である酵素の力価も低下させてしまうので、
注意しましょう。
◆みそ汁に春の食材をプラス
春の食材を使った、みそ汁の具の組み合わせをご紹介します。
・新玉ねぎ、新じゃがいも、わかめ
・小かぶと葉、わかめ
・新玉ねぎ、わかめ
・油揚げ、春菊
・豆腐、じゅん菜
・油揚げ、ごぼう
・山芋、せり
・たけのこ、わかめ
・菜の花、うど
ご家庭でみそ汁を作るときの参考にしてみてください。