10年後の自分のための食事法
皆さんはこんな言葉をご存じですか?
20歳の顔は、自然に与えられたもの。
30歳の顔は、生活が形づくるもの。
50歳の顔は、あなたが手に入れるもの。
これはフランスの女性ファッションデザイナー、ココ・シャネルの言葉です。
イキイキとした素敵な人生を送ってきた方は、顔や表情を見ればわかりますよね。
そうやって年を取りたいものです。
美しくなる、そして維持するには努力が必要です。
ある素敵な女性は、
「10年後の自分への投資と思って、食生活に気を付けている」
とおっしゃっていました。
老化のバロメーターとも言われるのがシミ。
シミを防ぐには、UVカットなど外側からのケアのほかにも、内側からのケア(活性酸素の分解)が重要です。
【老化を遅らせる(活性酸素を抑える)食事のポイント】
(1)未精白穀類(玄米など)、豆類、野菜や発酵食品をゆっくり良く噛んで食べる
活性酸素を消去するビタミン・ミネラルが多く含まれます。
また食物繊維が多い食品は腸内環境を整えてくれるため、善玉菌が増え、代謝に不可欠なビタミンB6などを作ってくれます。
(2)ファイトケミカル(植物の有用成分、ポリフェノール、硫黄化合物など)をとる
抗酸化作用があるので、食事に様々な色(7~8色)を揃えて食べると◎。
(3)麹を使った発酵食品(味噌など)
麹が作るコウジ酸は、メラニン色素の発生を抑えます。
(4)葉酸を多く含む植物性食品、大豆製品を食べる
葉酸が不足すると、コラーゲンを支え皮膚に柔軟性を与えるエラスチンが破壊され、様々な老化現象に繋がります。
(5)ビタミンB12の多い植物性食品を取る
造血や動脈硬化の予防、老化の予防に繋がります。海藻類、スピルリナや発酵食品などに多く含まれます。
(6)トランス脂肪酸をとらない
油(液体)に水素を添加して固体にした油である「トランス脂肪酸(マーガリンや
ショートニングなど)」は、自然界にほぼ存在しないため、体にとって異物となります。