麹菌の作る酵素がビフィズス菌を増やす
麹菌(米こうじ菌)が作り出す酵素に、ビフィズス菌を増やす作用があると
広島大学大学院生 物圏科学研究科 加藤範久教授が発表しました。
餌にタンパク質分解酵素「酸性プロテアーゼ」を与えたマウスは、
与えていないマウスとに比べ、盲腸内のビフィズス菌が500倍以上も
増加したとのこと。
加藤教授は
「麹菌のプロテアーゼが、大腸内の難消化性タンパク質を消化することで、
ビフィズス菌の生育に有利な環境になるのではないか」
と考察しています。
麹菌(Aspergillus)は、味噌や醤油、酒など様々な日本の発酵食品に
使われています。
麹菌や酵素の研究が、さらにすすむことが期待されます。
★麹の健康力についてもっと知りたい方はこちら
https://caregohan.jp/about/fermentation.aspx