岩手県遠野高校の食育講演で講師をしてきました

 岩手県遠野市の健康づくり講演会で、遠野高校にて全校生徒を対象に食育講演をして参りました。

 以前、遠野高校で講演させて頂いたのは平成16年と17年ですので、6年ぶりになります。懐かしい!

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 お伝えしたことは次の通りです。

 

1.パン・パスタよりも米を食べること

2.味噌汁を飲むこと

3.おかずは「ま・ご・わ・や・さ・し・い」(まめ、ごま、わかめ(海藻類)、やさい、さかな、しいたけ(きのこ類)、

  いもの頭文字です)を食べること

4.砂糖がたくさん使われているお菓子やジュースを減らすこと

5.食品添加物がたくさん使われているお菓子を減らすこと

 

 例えば、「パンやパスタよりも米を食べること」の話では、次の様なことを伝えました。

 

 

 「米の方が健康的である」

 パンやパスタは、生地をこねる段階で、卵、油、バター、砂糖などを混ぜるが、米を炊くときは、水しか入れないので、脂肪過多になりにくい。

 

 「米の方が安全である」

 パンやパスタの多くは、輸入小麦が使われている。輸入小麦は、船で長い時間をかけて海外から日本へ運ぶので、防カビ剤や殺虫剤を混ぜている。しかし、米は100%国内産なので、収穫した後に防カビ剤や殺虫剤はかけない。

 

 

 保護者の中には、パン屋さんやパスタ屋さんがいらっしゃるかも知れませんが、食べてはいけないのではなく、体調管理のために米を多くした方が良いということですし、なんといっても、私は経済の話をしているのではなく、お子さんのための健康の話をしているので許して下さいね。

 

 我が家には、小学生の息子と中学生の娘がいますが、給食がパンの日は、朝食はごはん。給食がごはんの日は、朝食でパンを食べてよしとしています。

 

 

 平成16年、17年に講演させて頂いた時には、栄養学の学科へ進学する生徒さんが増えたと当時の養護教諭の方から伺いましたが、今回は、関係者の方から、生徒さんがお菓子を買ってくることが減った、納豆をよく食べるようになったなどのお話を伺いました。また、一部の生徒さんの感想文頂きましたが、生徒のみなさんによく理解して頂いたと思っております。とてもうれしいです。

 日本食をしっかり食べて、勉強も運動もパフォーマンスが上がることを願っています。

 

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