洞爺自然農園のこの頃
先日、一週間の日程で西美唄(札幌より車で約1時間半くらいの距離にある)の五十嵐農産さんで、研修をさせていただきました。
五十嵐さんが弊社の岩崎社長と中学校の同級生だったこともあって実現しました。
五十嵐農産さんでは、トマト・お米・大豆・小麦を主に栽培しています。その中でも特にトマトは、高糖度トマトとして道外の業者が庭先にまで買い付けに来るような、甘く食味のいいトマトを栽培されています。
研修期間中はまだ雪が多く、トマトの苗も鉢に入ったままでしたが、今後ハウス内に移植されてどのように生育してどんなトマトが実るのか、氣になるところです。
今回の研修では、当農園のトマト栽培にとても役に立つ情報をたくさんいただいてきました。
洞爺湖にも春の足音が近づいています。
湖の対岸には、平成20年洞爺湖サミットの会場となったウインザーホテルや平成12年に噴火した有珠山などが見えます。
さて当農園では、こんな作業が始まっています。
何だかわかりますか?
タマネギの種を落としているところです。
下に土を詰めた288個の小さな部屋をもったセルトレイという皿に、一度に288粒の種を落とせる道具があります。効率よく時間も短縮することが出来ます。
次は、種を播いたセルトレイを床に並べてトンネルをかけて保温します。
電氣を使わず無加温で、自然の柔らかな温もりの中でタマネギがやがて芽を出すのを待ちます。
今シーズンも、皆様に喜ばれるタマネギが育ちますように…。