洞爺自然農園 ~ トマトの苗の寝かせ植え ~
洞爺自然農園・作業風景の一コマをご紹介いたします。
今回はトマトの種蒔きと鉢上げです。
「種まき」
3月6日に、トマトの種を蒔きました。
大玉・中玉・小玉の3種類です。

今シーズンは新たに、昨年種取りをしたものも蒔いてみました。
どんな実をつけるのやら、初めての試みで楽しみです。
「鉢上げ」
種まきから20日経ち、本葉2枚が開いたところで苗箱から鉢へ引っ越し(鉢上げ)です。
洞爺自然農園のトマトは、「寝かせ植え」という方法で苗を育てます。
苗を鉢の上に寝かせて置き、茎に土をかぶせます。

苗の寝かせ植えの良いところは・・・
(1) 土をかぶせた茎からも根がでて、根量が多くなる。
(2) 茎が短くなることで、腰の据わった倒伏しづらい苗になる。
というものです。
"茎からも根を伸ばそう"とする苗の性質を利用した方法として、
農園では以前から取り組んでいます。
今回蒔いた小さな種が、夏には丸々と赤い実をつけるまでに成長します。
自然の力を感じつつ、今日もおいしい野菜たちを育てています。