腸内環境を整えて毎日ハッピー
皆さんが最近、幸せだなぁと感じたのはどんなときですか?
朝、目が覚めて、お天気が良いとき
美味しいものを食べたとき
お風呂に入ってほっとしたとき
「ありがとう」と感謝されたとき
友人や恋人、家族と笑い合っているとき…
人が幸せを感じるときに体内で分泌される「幸せ物質」の合成に、
"腸"が深く関わっていることをご存じでしょうか。
その幸せ物質とは、「セロトニン」という神経伝達物質の一つです。
精神面に大きな影響を与え、心身の安定や心の安らぎなどにも関わることから
「幸せホルモン」とも呼ばれます。
そんなセロトニンのおよそ90%は腸の中に存在し、脳内にはたったの2%しか存在しません。
しかしそのたった2%のセロトニンが心の状態に関わっているのです。
セロトニンはトリプトファンという必須アミノ酸を元にしてビタミンの力を借り、
腸内で合成しています。
トリプトファンは良質なたんぱく質に含まれていますので、食品では大豆や大豆製品がおすすめです。
またセロトニンの生成には、ビタミンB6やナイアシン、葉酸、ビタミンCといったビタミンが不可欠であり、ビタミン類を腸内で合成しているのが腸内細菌です。
腸内バランスが良好でなければ、腸内でのビタミン合成がうまくいきませんので、
腸内環境を整えることは超(腸)大事!なのです。
セロトニン合成に必要な栄養をしっかり取り、腸内環境を整え、
「幸せ物質」を増やして幸せ度をアップさせましょう。