小学生が洞爺自然農園で農業体験
8月8日、札幌から小学校4年生以上の生徒15名と、教師・父兄7名が夏休みの体験学習で、洞爺自然農園・洞爺健康館を訪れました。
農園では、A、B、2コースに分かれて活動。

まず、A班がアスパラの株元の草取り作業を開始。


その間、B班は、なす、大豆、ピーマン、カボチャ、トマト、キュウリ、
にんじん、稲、トウモロコシなどの畑を見学、30分後にコースを
交代しました。

簡易長靴が大活躍、雨上がりの畑はどろんこなので、スニー
カーをビニール袋でカバー、丈夫な輪ゴムがあれば簡易長靴の
完成です。
みんなミッキーやドナルドの足みたい。
収穫が終わったアスパラ畑では、ところどころにちょっとだけ生えているアスパラを生のまま食べてみました。ちょっと季節外れですが、とても甘くて味は最高。
トマトやキュウリ畑でも見学しながら歩きながらつまみぐい。みんなとっても楽しそうでした。
洞爺自然農園は有機JASの認定農場。農園担当者から農薬や化学肥料を一切使用していないことの説明や、不耕起農法に挑戦しているトマト畑や田んぼについての説明を聞きました。

収穫した人参の長さを競うコンテストを実施、上位入賞者には
「なすび」をプレゼント。
農作業の汗を洞爺健康館の温泉で流したあとは玄米自然食の夕食。当然、肉・魚・卵は使わない料理でしたが、労働のあとの食事は格別だったようで、しっかり食べてくれました。
食後は30分ほどのミニミニ健康講座、テーマは「和食最高」「よく噛もう」「砂糖をちょっと控えよう」の3つ。
みんな、疲れていたはずですが、しっかり聞いてくれました。

朝は、健康館の庭でラジオ体操。

今回の農業体験や、健康館での食事を通じて、食べ物への感謝の気持ちや、玄米自然食の良さや必要性を少しだけでも理解してもらえたかなと思います。
農園と健康館は、「食育」の場としては最高の舞台でした。