エコロクッキングスクール情報・玄米自然食【初級最終回】
エコロクッキングスクールの振替授業を受けました。第10回のテーマは「四品献立の席善」。最終回にふさわしい、見た目もきれいな会席料理でした。
この授業では、豆知識もたくさん学べるのですが、今回は会席料理と懐石料理の違いでした。
どこが違うのかというと、会席の方にはお酒が付く点が違うそうです。「懐石」の語源は、昔、禅僧が暖めた石を懐に入れて空腹を満たしたことからきていると知りました。他にも、禅僧が客人をもてなす料理がなかった時に、せめて暖かい石を、と客人に渡して懐に入れてもらったという話もあるようです。つまり、おもてなしの料理なんですね。
■今日のメニュー
・香の物
・向付け
・煮物
・黒豆御飯
・吸い物
・小丼(焼き茄子のごま醤油)

【香の物】にんじんの味噌漬けと高菜漬、大根(たくわん)です。
植物性の乳酸菌が取れます。
【向付け】刺身類、酢の物などを盛りつけます。この日はえご
(えごのりを固めたもの)、こんにゃくの刺身、お豆腐でした。
【煮物】にんじん、わかめ、さやいんげんの煮物です。薄味なので
素材のおいしさ、特ににんじんの甘みに感動しました。
【黒豆御飯】黒豆が甘くてお子様も喜びそうです。玄米御飯が
苦手な方でも食べられるかもしれません。
【小丼(焼き茄子のごま醤油)】さっぱりしていておいしい!今まで
生姜醤油で食べていましたが、ごま醤油もいいですね。
【吸い物】一番だし、二番だしの取り方を勉強しました。そうめんが
季節に合って涼しそうですよね。
なんと、この日はお米農家である生徒さんがみんなにお米を分けて下さいました。「ささにしき」を有機無農薬で栽培しているところは少ないそうです。田んぼに黒い紙を敷いて雑草を防いだり、水に炭を入れて水質をきれいに保ったり、除草剤も一切使わずに栽培しているそうです。無農薬でお米を作ることって大変なんですね。